鳥羽周作が語るSNS「僕はエゴサの鬼、レシピを広げるためには何でもやりたい」
手段としてのSNSがいまの自分にとっては必要
著名人がSNSを利用する際に付き物なのが、誹謗中傷や絡んでくる人の存在だ。相手とのコミュニケーションを大切にしている鳥羽氏は、そういった好意的でない相手にも、しっかりと対峙している。逆風を乗り越えても、SNSを続けるのは自らのレシピへの熱い思いがあってのことだ。 「目的と手段の話です。手段としてのSNSがいまの自分にとっては必要なんです。だって、特定の誰かひとりだけにレシピを伝えればいいのならSNSなんてやらなくていいんです。 だけど、僕の目的は、僕のレシピが広がることで、たくさんの人にハッピーになってもらうこと。その目的を達成するための手段として、SNSを上手に使いたいっていうのが、僕のモチベーション。シンプルな話なんです。 おいしいもので、世の中がハッピーになればいい、僕の最終出口はそこなんで、お客さんが喜ぶことや、僕のレシピが広がることに関しては何でもやりたい。だからすごく勤勉に勉強もしているし、努力もする。みなさんに満足してもらえるように、今回発売するレシピ本『おかえり!パスタ』ではレシピを55種類も考えたわけです。 しかも、雰囲気でおいしそうとか、フードコーディネートで誤魔化しているようなものとは別格のとにかく本質的においしいレシピしか載せていない。パスタのレシピ本の中では、過去最高の充実度だと思うので、ぜひ一冊お手元に置いていただきたいです」 取材・文/大泉りか
ENTAME next編集部