Snow Man 岩本照、『SASUKE』世界大会やミュージカル再演で大活躍 夢を叶えて夢を見せるアイドル像
先日、11月19日の北海道公演を皮切りに、初の5大ドームツアーを開催することを自身のチャンネルでの生配信で発表したSnow Man。配信終了後には新曲「EMPIRE」のMVをサプライズで公開すると、瞬く間に話題となった。また、ツアータイトルである『RAYS』と同名のアルバムが10月30日に発売されることも発表に。「EMPIRE」はそのリードトラックとなっており、下半期はファン待望の、活発なグループでの活動が期待される。 【写真】岩本照、『トークィーンズ』では嫉妬深い恋愛観を告白 そんなSnow Manの上半期はそれぞれが個々の才能を飛躍させてきた。なかでも今回は、その才能を束ねるリーダーの岩本照に注目していきたい。 8月21日、スポーツエンターテインメント番組『SASUKE』の世界大会である『SASUKEワールドカップ2024』(TBS系)が3時間半にわたって放送された。岩本といえば『SASUKE』に2017年大会から出場する常連メンバーの一人。グループ活動の合間など1年を通して『SASUKE』に向けたトレーニングを積んでおり、その情熱の注ぎぶりは生きがいと言っても過言ではないほど。近年『SASUKE』は岩本の代名詞的存在ともなっている。普段は個人で挑むステージに今回は日本代表チームの一つ「JAPAN Blue」の一員として挑戦。キタガワ電気店長の日置将士氏や、ハルタで靴の営業マンとして働く漆原裕治氏をはじめとした精鋭の選手陣とともに大会に臨んだ。数々の名シーンが生まれたなかでも、岩本が念願の3rdステージに挑戦したシーンは 8月31日放送『王様のブランチ』(TBS系)内の「TBSつぶやかれた番組ランキング」で2位に選ばれるほど、印象的であった。キラキラと少年のような笑顔で障害物にしがみつき、忍者のように体を移動させる様子はまさに『SASUKE』を象徴する姿で、競技への情熱や愛情が伝わってきた。また、チームの垣根を越え周囲が一体となって声援を送る姿や、チームメイトの「岩本くんを3rdステージに立たせたい」という思いからは岩本の人柄が伝わり、爽やかな感動を与える場面となった。 さらに、今年の夏はミュージカル『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』にも取り組んでいる岩本。2022年、東京・国際フォーラムホールCと大阪・オリックス劇場にて上演された同作が大好評を受け、再び岩本主演のもと再演されている。若くてハンサム、そして頭の回転が速い詐欺師のフランク・アバグネイル・ジュニアの半生をもとにした物語で、コメディやロマンス要素もある本作は、1960年代のアメリカを舞台にした小洒落た魅力を放つミュージカルだ。その空気感は、2年の月日を経てもなおフレッシュに届けられ、スタイリッシュな岩本の雰囲気とも見事にマッチ。オープニングナンバー「Live in Living Color」やヒロインのブレンダとの愛を語り合う「Seven Wonders」では、ふくよかな音域での歌唱を披露している。また、岩本の得意とするダンスは言わずもがな素晴らしく、ステージをのびのびと使い、そのスター性と表現力を余すことなく発揮。今回は、2年前と比べてより余裕も感じられるフランクに出会うことができた。