【楽天】レイエス弾に泣いた早川隆久、12勝目ならず「投げミスで高めに浮いた」6回途中4失点
<日本ハム7-3楽天>◇20日◇エスコンフィールド 楽天早川隆久投手(26)が、1発に泣いた。1点リードの3回1死一、二塁。日本ハム4番レイエスに初球の外角高めカーブを完璧に捉えられ、逆転3ランを浴びた。「カーブを全然前の打席で投げていなかったので、カーブから入ろうというイメージで、低めにいって転がしてもらってゲッツーならベストだった中で、自分が投げミスで高めに浮いてしまった」と反省を口にした。 今季初めて中5日で臨んだが、6回途中7安打4失点で自己最多を更新する12勝目を手にすることはできなかった。「(状態は)まあそこまでいいとは思わないですけど、別に悪いとは個人的には思わなかったので、そこに関しては特に問題ないかなという中でマウンドに入った中で、ちょっとマウンドとうまくアジャストできなかった部分はあった」と振り返った。 今江監督は試合をつくった早川について「調子もあんまり良くない中でもよく投げてくれた。ただ、1発というのが大きかった。4連戦の、また移動ゲームで中継ぎピッチャーのことも考えないといけない中で、逆にあの状態でよく6回まで投げてくれたと思いますけど」とたたえた。 チームは前カードでロッテに2連勝し3位に浮上も、この日の敗戦で今季初の6連勝を逃し、4位に後退。ロッテを0・5ゲーム差で追う展開となった。