大谷翔平、驚異の52本塁打、51盗塁ペース! 8月も「12本塁打・15盗塁」で“史上初”&大打者メイズ以来の快挙
大谷翔平(ドジャース)は夏男ぶりを発揮し、自身が待望してきた“ヒリヒリした9月”を迎える。 【動画】打った瞬間の圧巻弾! 前人未到の50-50に迫る大谷翔平の44号をチェック 現地時間8月31日に敵地で行われたダイヤモンドバックス戦に大谷は「1番・指名打者」で先発出場。初回の第1打席に2戦連発となる44号ソロをマーク。続く2番ムーキー・ベッツ、3番フレディ・フリーマンも一発を放ち、衝撃の3者連続本塁打の口火を切る形となった。 相手先発メリル・ケリーの失投を見逃さず、ほぼど真ん中に投じられた84.7マイル(約136.3キロ)のカーブをセンターバックスクリーンに放り込んだ大谷。チームのレギュラーシーズン勝ち越しに大いに貢献した一発は、またも“史上初”を生んでいた。 今月に12本塁打を放った大谷はノーミスの15盗塁も記録したのだが、月間で「12本塁打以上&15盗塁以上」を達成した選手はなんと彼が初。ふたたび球史に名を刻んだのである。 また、本塁打と盗塁の両方で月間1位の数字を記録したのは、1956年9月にウィリー・メイズ以来、実に68年ぶりの快挙。ちなみにMLB通算660本塁打を放ったメイズが同年同月に記録したのは11本塁打、9盗塁。単純な数字比較だけで言えば、大谷はレジェンドを上回った形となる。 過去にも夏場に強さを発揮してきた大谷。疲れ知らずで加速する偉才は現地8月31日の試合終了時点で52本塁打、51盗塁ペースと、“不可能だ”とされてきた「シーズン50本塁打・50盗塁」の達成にも着実に迫っている。 残りの約1か月でチームは地区優勝争いの正念場を迎える中で、大谷は金字塔を打ち立てるか――。歴史的瞬間が迫り、緊張感も高まっている。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]