『やってて良かった!』愛車の調子を良くする□ちょびっとメンテ□に大注目~カスタムHOW TO~
走行後のアフターアイドリングも同様。ターボ車ではすぐにエンジンを止めるとタービンが焼き付いてしまうので、ある程度アフターアイドルをした方が良いと言われていた。
実際そういったこともあり得るが、それはサーキット走行で全開でピットに入ったときの話。普通に街乗りは普通に高速道路を走って止まったときにアフターアイドリングは必要ない。
むしろエンジンオイルの温度が上がった状態で、油圧が低くなりやすい状況のままアイドリングをするのはこちらもエンジンに好ましくないので、すぐにエンジンを切ってしまって構わない。
◆愛車の寿命を縮める“サビ”には要注意!
あと愛車に長く乗るための意外な敵はサビだ。クルマは鉄でできている部分が多く錆びることがある。ボディや足回りなど錆びてしまうと重大なダメージになり、修理には高額の費用がかかるので、できるだけサビないようにしておきたい。そのために気をつけたいのは、まず洗車した後は軽く走ったほうがいいということ。洗車するとクルマの細かいところにまで水分が入ってしまうのだ。
そのまま止めておくとその水分がサビにつながりかねないので、10分ほど走って水分を飛ばしてあげたほうがいい。またこれはブレーキにも有効な話。
洗車したまま止めておいてブレーキローターの表面が錆び、材質によってはパットの表面も錆びる。そこでローターの表面が荒れてしまうということもある。雨が降っていた場合は仕方ないが、洗車した後はできればある程度走って、パットとローター表面も乾かしたほうがいいだろう
◆エアコン関係は盲点!? しっかりチェックして寿命を延ばす
あと意外と盲点なのはエアコン。良かれと思ってエアコンを長期間使わない人もいるが、エアコンはコンプレッサー内部をオイルで潤滑しているので、たまにこのオイルを回してあげた方が内部が潤滑されダメージを受けにくい。冬場はエアコンを全く使わず春になるまで作動させないという人もいるが、いざ春になって作動させるとコンプレッサーが傷ついてしまうということがある。なので、エアコンは定期的に使った方が長持ちしやすい。週に1度ぐらいは数十分間。エアコンを作動させた方が良い。