宇宙人も絶賛!?の地酒誕生 福島市飯野町「宙飛ぶ宴絆」26日発売
UFO(未確認飛行物体)を生かした地域おこしを進める福島県福島市飯野町の新たな地酒「宙飛ぶ宴絆(そらとぶえんばん)」は26日、発売される。地元向けお披露目会が16日、市飯野学習センターで開かれた。 住民有志でつくる飯野まちづくり研究会が商品化を進めてきた。酒は飯野町で栽培された酒造好適米「夢の香」と、宇宙空間に打ち上げられた「うつくしま夢酵母」を原料に用い、市内の金水晶酒造が醸造した。銀河をイメージした、薄濁りの酒に仕上げている。 研究会の阿曽隆一会長は約50人を集めたお披露目会で「地酒が多くの人に愛され、地域が一層発展することを願う」とあいさつ。木幡浩市長、関健一飯野地区自治振興協議会長が祝辞を贈った。出席者は乾杯し、笑顔で味わっていた。 720ミリリットル入りで販売価格は税込み2500円。第1弾として地元のUFO物産館や、コラッセふくしま1階の県観光物産館などで660本を販売する。