チェルシーの指揮官を退任したポチェッティーノ氏 [写真]=Getty Images

　チェルシーの監督を退任したマウリシオ・ポチェッティーノ氏が、EURO2024終了後のイングランド代表を率いる可能性が浮上した。22日、イギリス紙『テレグラフ』が伝えている。 　今シーズンのプレミアリーグで18勝9分11敗を記録し、勝ち点「63」の6位フィニッシュを飾ったチェルシー。開幕序盤こそ不安定な戦いを露呈した同クラブだったが、シーズンが進むにつれて本来のパフォーマンスを取り戻し、2024年に入ってからのリーグ戦では3敗のみと、好調を維持しながら欧州カップ戦への出場権を獲得している。しかし、チェルシーは21日にポチェッティーノ氏との契約を双方合意の上で解除したことを発表。同氏については、早期のプレミアリーグ復帰の可能性が報じられるなど、今後の動向に注目が集まっている。 　そんななか、『テレグラフ』は6月に開幕するEURO2024終了後に、ポチェッティーノ氏がイングランド代表の指揮官に就任する可能性があると報道。同国代表を率いるガレス・サウスゲート監督は契約を2024年末まで残しているものの、EURO2024で優勝を逃した場合には指揮官の座を辞任する見込みであると主張し、その後任にはポチェッティーノ氏が最有力候補になると報じた。 　また、同紙は2022年にポチェッティーノ氏が発したコメントを紹介。イングランド代表の監督に興味があるかを問われた際に、「もちろん、イングランド代表との関係は常に良好だ。代表チームのために若い選手を育てようと、アカデミーとはとても良い関係を築いている」と同氏は述べており、「ここではとても居心地がいいが、何が起こるかわからない。私は何に対してもオープンだ」と語っていたことから、ポチェッティーノ氏の代表監督就任への興味を推察している。