関東で人気なのは東京都台東区にある鷲（おおとり）神社

　全国には「ゴルフがうまくなる、スコアが上がる」といった「ゴルファーにご利益がある」とされているスポットが多く存在します。ゴルファーならぜひとも訪問したいゴルフに対して縁起が良いスポットをご紹介します。 【写真】え？かわいすぎる（ハート） これが1体2000円の鷲（おおとり）神社のゴルフ守りです

ゴルファーにとって縁起が良いスポットとは？　写真：PIXTA

　関東で人気が高いとされているのが、東京都台東区にある鷲（おおとり）神社です。鷲神社は、日本武尊（ヤマトタケルノミコト）と天日鷲命（アメノヒワミコト）を御祭神としており、毎年11月に行われ1年の無事の報告と翌年の福を願う「酉の市」発祥の地とされています。 　鷲神社がなぜゴルファーにとって縁起の良いスポットと呼ばれているのでしょうか。鷲神社で権禰宜を務める担当者は以下のように話します。 「神社の名前は本来『おおとり』と読む一方で『鷲＝イーグル』と読むこともできるので、こちら側から言い出したわけではないのですが、ゴルフの飛距離アップやスコアアップ、さらにはホールインワンにご利益があるのではないかとゴルファーの皆さんの間で話題になりました」

「やがて『ゴルフに縁起の良いお守りを作ってほしい』という要望を受け、10年ほど前からゴルフ守り（1体2000円）を制作して販売するようになりました。当初は2色のみの展開でしたが、現在は6色にまでカラーバリエーションも増やしております」 「なかには、ホールインワン記念の贈呈品として50体ほどまとめて授かられる方もいらっしゃいました。宅配便で配送するサービス（送料800円～）も行っていますので、お近くに住まわれていない方でもお気軽にお申込みいただけます」 「実際に『ホールインワンを達成することができた』などのような形でご報告をいただく機会もしばしばあるだけでなく、以前には賞金王となった選手の義理のお母さまがお礼にいらっしゃったという話も聞いているので、多くのゴルファーの皆さんの間では知れ渡っているのではないかと思います」

田無神社はサッカー日本代表選手やプロ野球選手も参拝に訪れることで有名

　また、鷲神社以外にもゴルフに縁起が良いとされる寺社は多くあります。まず、東京都西東京市にある田無神社は、鎌倉時代に創建された非常に歴史の長い神社で、五行思想に基づいた五龍（黒龍・白龍・青龍・赤龍・金龍）を信仰対象としています。 　田無神社は、ゴルフに限らず「勝負事の神様」として、サッカー日本代表選手やプロ野球選手も参拝に訪れることで有名です。そして、ゴルフにおいても「一球必中」や「飛躍向上」を祈念したゴルフ守り（1体600円）が販売されています。 　ほかにも、鷲神社と同じ東京都台東区にある飛（とび）不動尊は「ボールがもっと飛ぶように」という願いを込めてキャディーバッグに取り付けられるゴルフ安全護（1体2000円）のほかにも、ステッカー（1組500円）も取り揃えています。 　さらに、ゴルフ場そのものがパワースポットになっているところもあります。茨城県稲敷市の「霞南ゴルフ倶楽部」は、敷地内に古墳や貝塚、庚申塚などの歴史的建造物が見つかっており、また北海道苫小牧市の「桂ゴルフ倶楽部」の18番ホールにはゴルフ場の名前のきっかけとなった樹齢200年以上の桂の木が「御神木」としてゴルファーたちを見守っています。 　関西圏でも、奈良県奈良市の「飛鳥カンツリー倶楽部」は聖武天皇の勅願によって建立された王龍寺の境内に建設され、現在でも敷地の3割がお寺の所有となっています。参道は「開運道」とも呼ばれているので、訪れたらぜひとも歩きたいものです。 　ゴルフで悩むアマチュアゴルファーの皆さんは、こういったゴルフに縁起の良い場所に行って願いをしっかり伝えれば、飛距離アップやスコアアップできるかもしれません。