免震構造採用し防災面を強化/玉野市で新市庁舎の安全祈願祭【岡山・玉野市】
玉野市が現庁舎の敷地内に建て替える防災面を強化した新庁舎の安全祈願祭が12月4日、現地で行われました。 現庁舎は60年近く前に建設され老朽化、耐震性も不足していることから建て替えられるものです。 安全祈願祭には玉野市や工事関係者およそ50人が出席。柴田義朗市長らがくわ入れなどをして工事の安全を祈りました。 新庁舎は5階建てで、南海トラフ大地震などに備え、免震構造を採用。津波や高潮による浸水被害を防ぐため、現庁舎より1階フロアの高さを1・5メートルかさ上げし、建物の周りには擁壁を巡らします。 このほか、市民の一時避難所としても利用できる多目的ホールや、備蓄倉庫なども整備します。 建設費は53億4490万円で、現庁舎の解体費なども含めた総事業費は70億4000万円です。 完成は2026年6月の予定です。