92分に熊谷紗希が同点弾、96分に谷川萌々子が逆転弾! なでしこJがあまりに劇的な初勝利! ブラジルを2-1撃破【パリ五輪】
38歳の女王マルタのスルーパスから失点
池田太監督が率いるなでしこジャパンは現地時間7月28日、パリ五輪のグループステージ第2戦で、南米王者のブラジルと対戦した。 【厳選ショット】前半終了間際のPKを失敗も…南米最強カナリヤ軍団との大一番を制す|パリ五輪GS第2節 なでしこジャパン2-1ブラジル女子代表 1-2の逆転負けを喫した3日前のスペイン戦から先発3人を変更。膝の負傷で離脱した清水梨紗、藤野あおば、清家貴子に代わり、高橋はな、守屋都弥、浜野まいかが新たに名を連ねた。 今大会初勝利を目ざす日本は19分、守護神の山下杏也加からパスを受けた宮澤ひなたが一気に持ち上がり、正確なグラウンダーのクロス。しかし、フリーで反応した田中美南は枠を捉えきれない。 さらに38分には、守屋都弥のクロスから長谷川唯がダイレクトシュートを放つが、上手くミートできず。GK ロレナに難なくキャッチされる。 チャンスを作るも決めきれない展開が続くなか、45+3分に守屋のシュートが相手のペナルティエリア内でのハンドを誘い、PKを獲得。先制の大チャンスを迎えたが、キッカーを務めた田中はゴール右を狙うもロレナに完全に読まれてしまい、モノにできない。 0-0で折り返すと56分、6回目の五輪を戦う38歳の女王マルタのスルーパスから、ジェニファーにネットを揺らされ、ビハインドを負う。 なんとか反撃に出たい日本は、直後に最初の選手交代。浜野を下げ、背番号9の植木理子を送り込む。 68分には田中が巧みなターンから強烈なシュートを放つが、ロレナの好守に阻まれる。 その後も懸命にゴールを目ざすものの、依然として1点が遠い。それでも90+2分に谷川萌々子の仕掛けから再びPKを奪取。今度はキャプテンの熊谷紗希がきっちり決め、土壇場で同点に追いつく。 これで息を吹き返すと、なんと90+6分に谷川がロングシュートで、勝ち越し点を挙げる。結局2-1でタイムアップ。12年ぶりのメダル獲得に向けて、大きな弾みをつける劇的勝利だ。31日にグループステージ最終戦、ナイジェリア戦に臨む。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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