【ソフトバンク】山川穂高、“熱男魂”を受け継ぐ 来季は背番号5に「恥じないプレーを」
「熱男魂」を受け継ぐ! ソフトバンク山川穂高内野手(33)が来季、背番号を25から5に変更する。22日は福岡市内の球団事務所で契約交渉に臨み、1億5000万円増の4億5000万円でサインした。移籍2年目を迎える来季は、22年まで松田宣浩氏が背負っていた5番をつけることを発表。ホークス伝統の番号に身を引き締め、球団初の2年連続4番全試合出場に意欲を示した。 ◇ ◇ ◇ 会見の最終盤だった。約20分間の代表質問を終え、最後に山川が切り出した。「来年から背番号が5番になります」。移籍1年目につけた25番から1桁への変更を発表。本人の希望もあり、球団側が了承した。「うれしいですよね。日本の野球の中で1桁は価値の高いもの。5番をもらって身が引き締まる思いもあるので」。伝統ある番号を託され、背筋を伸ばした。 ホークスの5番と言えば…。山川には、はっきりと思い浮かぶ名選手がいる。「何より松田さんの番号。松田さんがすごい人なので、それに恥じないプレーをしたい」。昨年で現役引退した松田氏が22年まで背負っていた。「熱男」の愛称で親しまれ、山川もその姿には感化されていた。本塁打パフォーマンスでおなじみのどすこいポーズは「最初は松田さんのまねから始めたこと。松田さんが引退して、スタンドへのパフォーマンスは限られた人しかいないと思う。できれば最後までやりたい」。新背番号5で「熱男魂」を受け継いでいくつもりだ。 移籍1年目の今季は打率2割4分7厘、34本塁打、99打点。全試合4番出場を果たし、本塁打と打点の2冠も「満足はしていない」ときっぱり。大幅アップも勝ち取ったが「数字としては40発打ちたかったですし、打率は2割7分。打点も120は欲しかったなと」。球界屈指のスラッガーは高みを見据え続ける。 来季に向け、全試合4番出場へ「こだわります」と宣言した。2年連続の4番完走となれば球団初だ。主砲の自覚もたっぷりで「さらに自分の仕事を全うして、(リーグ)連覇は必ず達成したい。黄金時代をつくりたい」と腕ぶした。常勝ホークス打線のど真ん中に、山川穂高がどっしりと座り続ける。【佐藤究】 「熱男魂」を受け継ぐ! ソフトバンク山川穂高内野手(33)が来季、背番号を25から5に変更する。22日は福岡市内の球団事務所で契約交渉に臨み、1億5000万円増の4億5000万円でサインした。移籍2年目を迎える来季は、22年まで松田宣浩氏が背負っていた5番をつけることを発表。ホークス伝統の番号に身を引き締め、球団初の2年連続4番全試合出場に意欲を示した。 ◇ ◇ ◇ 会見の最終盤だった。約20分間の代表質問を終え、最後に山川が切り出した。「来年から背番号が5番になります」。移籍1年目につけた25番から1桁への変更を発表。本人の希望もあり、球団側が了承した。「うれしいですよね。日本の野球の中で1桁は価値の高いもの。5番をもらって身が引き締まる思いもあるので」。伝統ある番号を託され、背筋を伸ばした。 ホークスの5番と言えば…。山川には、はっきりと思い浮かぶ名選手がいる。「何より松田さんの番号。松田さんがすごい人なので、それに恥じないプレーをしたい」。昨年で現役引退した松田氏が22年まで背負っていた。「熱男」の愛称で親しまれ、山川もその姿には感化されていた。本塁打パフォーマンスでおなじみのどすこいポーズは「最初は松田さんのまねから始めたこと。松田さんが引退して、スタンドへのパフォーマンスは限られた人しかいないと思う。できれば最後までやりたい」。新背番号5で「熱男魂」を受け継いでいくつもりだ。 移籍1年目の今季は打率2割4分7厘、34本塁打、99打点。全試合4番出場を果たし、本塁打と打点の2冠も「満足はしていない」ときっぱり。大幅アップも勝ち取ったが「数字としては40発打ちたかったですし、打率は2割7分。打点も120は欲しかったなと」。球界屈指のスラッガーは高みを見据え続ける。 来季に向け、全試合4番出場へ「こだわります」と宣言した。2年連続の4番完走となれば球団初だ。主砲の自覚もたっぷりで「さらに自分の仕事を全うして、(リーグ)連覇は必ず達成したい。黄金時代をつくりたい」と腕ぶした。常勝ホークス打線のど真ん中に、山川穂高がどっしりと座り続ける。【佐藤究】