【新作韓国ドラマ】無条件にときめくロマンスをはじめ、見逃し厳禁作をレビュー!
「チョン・ヘイン以来の年下ブーム再来!?」と今巷でウワサになっているキム・ヨンデが出演する『損するのは嫌だから』。ラブコメクイーンのシン・ミナとの最高のケミストリーで良質なロマンスドラマに仕上がっている! 秋の夜長にぴったりな話題作をぜひチェックして。 【写真】見逃し厳禁! 最新韓国ドラマをもっと見る
シン・ミナ×キム・ヨンデ『損するのは嫌だから』/ロマコメの女王と年下男子の恋模様がニクいほど萌える!
さすがは“ラブコメクイーン”と名高いシン・ミナの最新作です。ロマコメのイロハを熟知した最高の演技力と、笑いを仕込んだ脚本が相まって、冷めることなく物語に入り込める。加えて今ノリに乗っている若手キム・ヨンデ(『ペントハウス』『流れ星』etc.)が相手役なもんで、「こ、これはチョン・ヘイン以来の年下ブーム到来か!?」と毎話ウキウキで配信日を待ちわびています。脚本や監督のさじ加減はもちろんのこと、ロマコメを良作か、駄作かに導くのはなによりも俳優の力量次第なもので。超自然体なふたりの演技に、またひとつときめきを与えてくれる作品に出合えたな~という印象。帰宅後の疲れた心にズブズブ染み渡るんです。 韓国はわりと露骨に主人公の名前をタイトルにかける傾向があるんですが、本作の主人公はソン・ヘヨン(ミナ)。「損」は韓国語で「ソンヘ」、「ゼロ」は「ヨン」=損ゼロ(笑)。幼い頃から、両親が傷付いた子どもたちを里親として日々迎え入れるため、自宅はまるで児童養護施設。そんな経緯から愛情不足を感じて育ったヘヨンは、物事すべてを損得勘定で考えるように。大人になりクルビ教育に勤めるヘヨンは、とある社内公募でスピード出世を目論むものの、なんと公募の条件は「既婚者」。社内恋愛していた元彼とは別れたばかり。それどころか別れた数ヶ月後に彼はまたしても社内恋愛で結婚(祝儀を持って結婚式にも参加)。しかも二股をかけられていた事実を知るというトリプルパンチを喰らっている最中。「独身だからって損するのは嫌!」と行きつけのコンビニ店員キム・ジウク(ヨンデ)に偽装結婚を持ち掛けるんです。損したくなくて結婚するヘヨンと、とある目的で了承するジウク。凸凹コンビながら息がめちゃくちゃ合っていて、大人が欲しているロマコメはこれよ~と晩酌代わりに楽しんでいる自分がいます。 里子として育ったチャ・ヒソン(チュ・ミンギョン)とナム・ジャヨン(ハン・ジヒョン『ペントハウス』)との同居生活で、各々の葛藤や現代社会の問題点を映し出しているところも良質。登場人物それぞれのストーリーが深く、クルビ教育の御曹司社長ポク・キュヒョン(イ・サンイ)とジャヨンのサブドラマも楽しめると、色々おいしい。今間違いなく心の栄養補給・ときめきチャージに必要不可欠なのは、このドラマです。(エディターK)
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