サケをゴンドラに吊るしてクマ用の餌づくり…冬の風物詩「とば号」の運行始まる のぼりべつクマ牧場
HTB北海道ニュース
北海道登別市の「のぼりべつクマ牧場」では今年もサケをゴンドラに吊るしてクマの餌用の「とば」を作る、ひときわユニークな取り組みが始まりました。 ゴンドラに吊るされたその姿はまるで空を飛ぶサケ。 のぼりべつクマ牧場がクマの餌となるサケとばを作るために毎年運行しているその名も「とば号」です。 1週間から10日間ほど風に当てて乾燥させることで味が凝縮されてクマの食いつきが良くなるほか、サケが空を飛ぶ様子が冬の風物詩として観光客に人気です。 ■のぼりべつクマ牧場・高橋 諭さん: 「大体のお客様がなにこれ?サケ吊るしてるのとすごくビックリされます」 「北海道のここでしか見られない光景なので是非写真に撮ったり見て楽しんで頂ければと思います。」 完成したトバはクマたちに大人気でクマ同士が取り合いになることもあるそうです。 のぼりべつクマ牧場の「とば号」は来年3月31日まで運行しています。
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