劇場版『名探偵コナン』最新作、怪盗キッドの仕業で試写会なしに ファンは「キッド様なら仕方ない」
4月12日に公開が予定されている、劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』。公開前の試写会が開催されないことが1日、公式サイトで発表されました。 【画像】劇場版『名探偵コナン』 最新作のゲスト声優大泉洋が刑事役に挑戦 劇場版 最新作となる27作目は、北海道・函館で巻き起こるお宝争奪バトルミステリー。1日に解禁されたメインビジュアルには、「ついに明かされる、“キッドの真実”――」というキャッチコピーが入っており、原作でもまだ明かされていない“とある秘密”が、劇場版で描かれているということです。
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■宣伝スタッフが“怪盗キッドからの予告状を発見”
公式サイトによると、宣伝スタッフが、この“秘密”をファンに一刻も早く知ってほしいと、試写会の準備を進めるため招待状が保管された倉庫へ向かうと、そこに怪盗キッドからの予告状が置かれていたとして、「楽しいサプライズの前に“種明かし”は厳禁 試写会の便りとフィルムは一度お預かりしますね」などと書かれた怪盗キッドからの予告状を掲載しました。
■製作委員会の対応に、ファン“ワクワク”
これを受け、名探偵コナン製作委員会が「お詫びとお知らせ」というタイトルでコメントを発表。「劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』の試写会への招待状とフィルムが、怪盗キッドによって盗まれてしまいました。この事態を受け、委員会内でも対応を協議しましたが今回明かされる“真実”はあまりに大きく、『全国の皆様にネタバレも無く、同時に体感して頂きたい』という結論に至り、本作においては公開前の一切の試写会を行わないことを決定いたしました。毎年試写会を楽しみにしていた皆様、大変申し訳ございません」と、試写会を開催しないことを発表しました。 これを受け、SNSでは『試写会なし』『キッドの真実』といったワードがトレンド入り。「キッド様なら仕方ない」「あまりに大きい真実とは!?」、「試写会なしの報告なのに遊び心ありすぎて何も残念感がない」、「ワクワク感がすごい!」などといった、ファンの期待の声が多く寄せられています。
■試写会の代替案も発表
また、試写会の代替案として、江戸川コナンの声を担当している高山みなみさんをはじめとした声優キャストによる『公開直前!SPファンミーティング』を、4月7日に開催することも発表されました。東京会場で行われるイベントの模様を北海道、宮城、神奈川、愛知、京都、大阪、兵庫、広島、福岡(全国9か所)の映画館への同時中継を予定しているということです。