復讐相手を追い詰めたデヴ・パテルの“鬼気迫る表情”が 『モンキーマン』最終予告公開
8月23日よりTOHOシネマズ 日比谷ほかにて全国公開されるデヴ・パテルの監督デビュー作『モンキーマン』の最終予告が公開された。 【写真】『モンキーマン』場面写真(複数あり) 本作は、母を殺されすべてを奪われた1人の男の壮絶な復讐劇。監督・脚本・主演を務めたパテルが、構想に8年という歳月をかけ完成させた。プロデューサーには、『ジョン・ウィック』シリーズの制作スタッフと、『ゲット・アウト』『NOPE/ノープ』などを手がけたジョーダン・ピールが名を連ねている。 母を殺されたキッド(デヴ・パテル)は、夜な夜な開催される闇のファイトクラブで猿のマスクを被り、「モンキーマン」を名乗る“殴られ屋”として生計を立てていた。人生のどん底で、過去のトラウマと戦い、苦しみながら生きてきた彼は、ある日、自分から全てを奪った奴らのアジトに潜入する方法を見つける。何年も押し殺してきた怒り、母と自分の人生をめちゃくちゃにした奴らへの復讐を誓ったキッドの目的はただ一つ「奴らを殺す」こと。今、彼の人生をかけた壮絶な復讐劇が幕を開ける。 公開された最終予告では、夜な夜な開催される闇のファイトクラブで猿のマスクを被り、 「モンキーマン」を名乗る“殴られ屋”として生計を立てていた主人公のキッド(デヴ・パテル)の姿が捉えられている。幼い頃に母を殺した汚職警官たちに復讐をするべく機会を伺っていたキッドは、ある時偶然にもヤツらのアジトに潜入する方法を見つける。そして遂に、キッドから全てを奪った”復讐相手”張本人であるラナ(シカンダル・ケール)の目の前に立つ機会が。拳銃突き付け、「俺を覚えているか?」と、蓄積された大きな怒りを何とか堪えるかのように、小刻みに震えながら問いかけるキッド。しかし、ラナはキッドの問いかけには答えることなく突き付けられた拳銃を振り払い、激しい肉弾戦が始まる。 また映像では、北インドの太鼓の一種・タブラの世界的奏者であるザキール・フセインによる鬼気迫るビートとともに「人知を超えた存在にならなければならない」と厳しいトレーニングを積み力をつけていくキッドの姿や、「その男が存在したという記憶を消し去るのだ、何者かになる前に」と囁く怪しげな権力者の声なども確認できる。
リアルサウンド編集部