記者団に対応する新庄監督

　1月8日、新人合同自主トレを視察した北海道日本ハムファイターズーズの新庄剛志監督が、2月から始まる沖縄キャンプについて独自の展望を語りました。

■「韓国はNG」 昨年の7死球がトラウマに

　「韓国は抜きました。デッドボールが多いから」と話を切り出した新庄監督。 　昨年のキャンプでは、サムスンとの対戦で7死球を受けた経験から、異例の"対戦NG"を決めました。「避ける練習にはなるけど」とユーモアを交えつつも、安全を重視した形です。

■“やり投げ金メダリスト”北口榛花選手の臨時コーチ案に興味津々

　パリ五輪女子やり投げの金メダリスト北口榛花選手を臨時コーチに招く案が話題になっていますが、新庄監督は興味津々の様子。 　「力の入れ具合や、ゆるめ方、選手たちにとって参考になるポイントがあるかもしれないので、ちょっと面白いかも」と好意的な姿勢を示しました。

■新加入の福谷浩司投手について「起用法はまだ見てから」

ドラゴンズから移籍した福谷浩司選手

　ドラゴンズからFAで加入した福谷浩司投手については「見てみないと、ちょっと分からないですね」と起用法については保留。 　慶応大学理工学部出身の"秀才投手"であることについては「本当の頭の良さは分からないからね」としたうえで、勉強熱心で”教授”の愛称を持つ北山亘基投手を例に挙げ、「北山君は良いことを言うけど、意外と抜けているから。サインプレーでも忘れるタイプだし」とコメント。 　北山投手にとっては思わぬ"流れ弾"も飛び出し、記者団の笑いを誘いました。