【金鯱賞展望】5連勝中の菊花賞馬ドゥレッツァいよいよ始動 プログノーシスは連覇狙う
「金鯱賞・G2」(10日、中京) 春のG1戦線を見据え、5連勝中の菊花賞馬ドゥレッツァが始動する。先行しても、後方待機でも力を発揮できる自在性が武器で、全6戦中5戦で上がり最速をマーク。弱点はいまだ見せておらず、ここでも主力となるのは間違いない。1週前は美浦Wで6F83秒0-36秒9-11秒2をマークして好調をアピール。目標の天皇賞・春(4月28日・京都)に向けて、連勝は止めたくない。 香港帰りのプログノーシスは昨年の当レース覇者。2走前の天皇賞・秋ではそうそうたるメンバーを相手に3着に食い込んだ。主戦の川田を背に連覇といく。 22年日経新春杯V以来、2年2カ月ぶりの実戦となるヨーホーレイク。友道師が「大型馬だけど、前向きさがあり、休み明けでも問題ない」と口にするように、いきなりからでも力を発揮できるタイプだ。 新潟記念覇者ノッキングポイントは中距離なら大崩れはない。2連勝で中日新聞杯を制したヤマニンサルバム、8歳ながらまだまだ衰えを見せない白毛のハヤヤッコなど多彩なメンバーがそろう。