【流行語大賞】「侍タイムスリッパー」単館上映からヒット第2の「カメ止め」と話題/ノミネート
今年を代表する言葉を選ぶ「現代用語の基礎知識選 2024ユーキャン新語・流行語大賞」のノミネート30語が5日、発表された。トップ10と大賞は、12月2日に発表される。 【イラスト】新語・流行語大賞大賞ノミネート一覧 ◆ ◆ ◆ 「侍タイムスリッパー」 単館上映から全国上映へのヒットを果たした自主制作の時代劇。監督・脚本安田淳一、主演山口馬木也。時代劇撮影所にタイムスリップした幕末の侍が、「斬られ役」として第2の人生に奮闘する姿を描く。単館でスタートした上映は全国300館以上に拡大。インディーズ映画の快進撃として「カメラを止めるな!」(上田慎一郎監督、18年)の再来と話題になった。 ◆ ◆ ◆ 事務局では、今年の傾向を「2024年は1月に能登半島地震が発生し暗いニュースからのスタートとなったが、オリンピック、大谷選手の活躍、ダンス動画関連のヒットなど、話題は数多くみられた。流行語としては、小粒がそろったと思われる。また、「お金」にまつわる用語が数多く発生。責任をもたない風潮の世の中、光と闇が混在した年であり、嵐の前の静けさを感じさせる」としている。