「まるでカップル」パリ五輪でバレー・髙橋藍とフジ佐久間アナの”独占お喋りタイム”に非難殺到のワケ
ミュンヘン五輪以来52年ぶりの金メダルを目指して熱戦を繰り広げた男子バレー日本代表のパリオリンピックは、8月5日のイタリア戦で終わった。 【画像多数】「号泣のウラで…」柔道・阿部詩 ″合い鍵″半同棲のお相手は8歳年上「カリスマ美容師」 「予選1位通過の超強豪を相手に、日本は2セットを連取する大健闘を演じました。3セット目以降はイタリアの反撃を受け、惜しくも逆転負けを喫していましたが、日本バレーが世界レベルにあることを証明してくれる、素晴らしい試合でした」(現地を取材する全国紙記者) 敗戦の直後、キャプテンの石川祐希(28)以下日本代表メンバーは観衆の目も憚らず悔し涙を流し、今大会限りで退任するフィリップ・ブラン監督(64)との別れを惜しんだ。そんななか、決戦の会場となったパリ南アリーナには、日本代表メンバーよりも激しく号泣していた人物がいたという。 「フジテレビの佐久間みなみアナ(26)です。彼女はスポーツキャスターとしての経験が長く、フジ系列のスポーツ番組『すぽると!』日曜版のメインキャスターを務めていることもあって、パリ五輪キャスターに抜擢されました。彼女は男子バレーの全4試合にも取材に来ていましたね。イタリア戦後は、ミックスゾーンで泣きじゃくっていました。それほどまでに、男子バレーに肩入れしていたのでしょう」(同前) そんな佐久間アナは期間中、柔道や体操などさまざまな競技の取材を行い、その熱心な仕事ぶりと豊富な知識量はテレビ、新聞を問わず記者たちを感心させていた。ところがバレーの現場では、佐久間アナに対する不満を口にする記者が続出したという。なぜなのだろうか。 「予選ラウンドの3試合の囲み取材で、高橋藍(22)を“独り占め”していたんです。高橋藍は、石川や西田有志(24)と並ぶ男子バレー界のスター。メディアは殺到しますから、より多くの国民に情報が伝わるように各記者がなんとか公平に話を聞き出せるように取材しているので、独占されると困るんです…」(男子バレーを取材するスポーツ紙記者) 試合を終えた選手たちは、ミックスゾーンで日本のテレビ局→海外メディア→日本の新聞など活字メディアという順番で囲み取材を受ける。佐久間アナはそのなかで最も早く話を聞くことができるテレビ局に所属しているのだが……。 「初戦のドイツ戦後の新聞記者ゾーンの取材にも、佐久間アナは参加していました。正直、その時は『熱心で偉いな』と思っていたんです。自分の仕事が終わればすぐに引き上げてしまうアナウンサーは多いですからね。囲み取材が終わると、佐久間アナは高橋藍を捕まえて、笑顔でお喋りタイムを楽しんでいました。彼女と共演歴のある高橋藍も、我々記者には見せたことがないほどリラックスした笑顔を見せていましたよ。わかりやすく言えば、ちょっとデレデレしていました。二人は数十人の記者が行った囲み取材よりも長いあいだ話していましたね。おそらくバレーとは関係のない雑談もあったと思いますが、試合後、取材後でしたし、微笑ましい光景だなと思っていたんです」(同前) ところが、続く7月31日のアルゼンチン戦で佐久間アナは、“タブー”を犯してしまった。 「今度は新聞記者の囲み取材前に、ドイツ戦の時と同じ“独り占め”タイムを設けてしまったのです。五輪取材は時間にシビアで、選手本人が続けたいと言っても大会スタッフが切り上げてしまうこともある。そんな厳しい環境で、各紙の記者は選手の本音を聞き出し、国民にその感動を伝える速報記事を書かなければなりません。それなのに佐久間アナは、記者の囲み取材前の海外メディアブース付近で高橋藍を捕まえ、“お喋りタイム”に入ってしまったんです。男性スタッフも佐久間アナの隣にいましたが、話していたのはほとんど全て佐久間アナ。 高橋藍も腰を曲げて佐久間アナと目線を合わせ、ニコニコしながら話していましたよ。まるでカップルのようでした。限られた取材時間を二人のお喋りに取られてしまった記者たちは、『個人的に仲良くなるのはいいが、取材の後にしてくれ!』『ここは取材現場で、交流の場ではない。二人でメシにでも行った時に話してくれ』などと非難轟々でした」(同前) 結局、予選通過を決めたアメリカ戦でも佐久間アナと高橋藍の“お喋りタイム”は設けられることとなった。パリ五輪へ取材に来たスポーツライターは言う。 「佐久間アナと高橋藍はたしかに親密な様子でしたし、長時間にわたる雑談は、取材者と対象者以上の関係を窺わせるようなものだったかもしれません。しかし、佐久間アナが間違ったのはタイミングだけ。本来、取材者は取材対象者と仲を深め、他者では聞き出せないような本音を聞き出すのが仕事です。形はどうあれ、佐久間アナはスターを独占できたわけですから、非常に優秀な取材者と言えるでしょう。 苦言を呈すようですが、逆に活字メディアの記者は『囲み取材で他社が聞いたことを取りこぼさない』ということに終始しすぎて、個別取材をなかなかしない。選手と一対一で話すチャンスがあっても、『サシだと何を聞いていいかわからない』と逃げ帰った記者がいたほどでした。そんな彼らは、果たして佐久間アナを非難できる立場なのでしょうか。取材対象者に食い込めなかった記者の嫉妬のようにも思えます」 日本の敗戦を前に涙を流すほどバレーボールに熱中した佐久間アナ。アナウンサーとしてだけでなく、記者としての能力も高いようだ。
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