韓国政府 野党の大統領代行弾劾推進に「大変遺憾」
【ソウル聯合ニュース】韓国の政府高官は24日、記者団に対し、最大野党「共に民主党」が弾劾訴追された尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の権限を代行する韓悳洙(ハン・ドクス)首相の弾劾手続きに着手したことについて、「大変遺憾だ」と述べ、熟考を求めた。 同高官は「政府はこれまで憲法と法律に基づき国の未来を見据えすべてを判断し決定してきた」と表明。「米国や中国など国際社会が権限代行体制に支持を送っている」として、「その信頼に基づき、韓国経済が揺れることなく支えられている」と述べた。そのうえで、「韓国にまだ法治主義が機能しているという信頼であり、法治主義と市場経済を守るという権限代行体制に信頼を与えたもの」と強調した。 また、「この体制が揺らいで信頼を失えば、国際社会の韓国に対する信頼が崩れる懸念がある」とし、「韓国経済に悪影響を与えざるを得ない」と指摘した。
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