ひろゆきさんに「適当な事を言いすぎ」 米山隆一議員、立花孝志氏の行為めぐりバッサリ… バトルの展開に
弁護士でもある立憲民主党の米山隆一衆院議員(57)が27日、X(旧ツイッター)を更新。兵庫県知事選に出馬した政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首の行為について、私見をXに投稿にした実業家の「ひろゆき」こと西村博之さんを、「知らないことに適当なことを言いすぎ」とバッサリ切り捨てた。 ◆ひろゆきさん、夫婦ツーショット【写真】 立花氏は、返り咲きを目指した斎藤元彦知事の「援護射撃」を目的に出馬し、報道機関や県議会を批判する異例の運動を展開。民主主義のあり方を揺るがす行動であることや、演説で誹謗(ひぼう)中傷やデマを流したのではないかなどの点で、物議をかもした。一方で、専門家からは、公選法などの法律に抵触しない範囲スレスレで行動しているとの見方も出ている。 ひろゆきさんは、警察当局が名誉毀損(きそん)や脅迫容疑での立件を目指して動いているとのネット記事を引用し、「執行猶予中の立花孝志氏は、選挙に出てる間は逮捕されないから、ひたすら選挙に出続ける説」と投稿。「早速、南あわじ市長選に立候補してるし、信ぴょう性高そう」とつづった。 この投稿に、ひろゆきさんの発言にたびたび”正論”をぶつけ、ネット上で「論破王キラー」とも言われる米山さんが反応した。「執行猶予は一定期間刑の執行が猶予され、その期間が経過すれば執行を免除されるのであって、別に選挙に出なくても逮捕はされません。それ以前に選挙期間中逮捕されないと言う決まりもありません」と法律上の扱いを解説。「国会議員の不逮捕特権と誤解しているのかもしれませんが、知らない事について適当な事を言いすぎです」と断じた。 これにひろゆきさんは「選挙中に立花氏が逮捕されるかどうかで、米山さんが正しいか証明できますね」と対抗。すかさず米山議員は、「選挙期間中逮捕されないという規定は実際ないので証明するまでもなく正しいです」とピシャリ。「あなたが『選挙中は逮捕されない』と言っているのですから、その根拠となる規定を示すべきで、示せない以上あなたが間違っています。立花氏は逮捕の事情がなければ逮捕されませんが、それであなたの主張が正しいことにはなりません」と言い切った。 一連のやりとりに「完璧に論破!」「ひろゆきさん負けた。もう、ジタバタすんなって」「ひろゆきさん、がんばって論理構成したと思いますが、今回も残念でしたね」などと米山議員の主張に軍配を上げる意見が目立った。 「慣習的にされないと言ってるんじゃないかな?」「みんなの説のような話に根拠規定はないでしょう」「ま~たイチャイチャしとる」「米山さんは個人に対してポストしているけど暇なのかな?」などの書き込みもあった。
中日スポーツ