県内で今季初 高病原性鳥インフル確認
びわ湖放送
冬の渡り鳥などが媒介するケースが多い、高病原性の鳥インフルエンザが、県内で今シーズン初めて確認されました。養鶏業者などに注意が呼び掛けられています。 県によりますと、今月25日に長浜市北部で死んだハヤブサを回収し、国立環境研究所で調べたところ、遺伝子検査で31日、毒性の強い、高病原性鳥インフルエンザの陽性が確認されたということです。 高病原性鳥インフルエンザは、渡り鳥がウイルスを媒介することが知られていて、渡り鳥が増えるこの季節、発生が懸念されています。今シーズン、北海道や秋田県などではすでに確認されていて、近畿では今回が初の発生確認です。 県では、死んだハヤブサが見つかった長浜市北部を中心に半径10キロ圏内を野鳥監視重点区域に指定して監視を強化するほか、県内の養鶏業者などに対して、養鶏場に野生の鳥が近づかないよう、対策を徹底するなど注意を呼び掛けています。
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