“古いガラケー”再起動させるイベント開催 懐かしい写真、次々と…よみがえる“あの頃”
20年前の“ガラケー”を持ち込んだ女性。中には、たくさんの写真が並んでいました。 ──めちゃくちゃ写真が入っていますね? 店員 「かわいい~」 そのほとんどが、今は23歳の一人息子が、まだ幼かった頃の写真です。
──これは何の時の写真? 1人息子(23)の母 「これ、保育園参観みたいだと思うんですよ。この時は、言うことよく聞きました」 ──今は? 1人息子(23)の母 「今は…ははは」
そのあとに使っていた“ガラケー”にもやっぱり、少し成長した息子の写真ばかりが並んでいました。 1人息子(23)の母 「これは…なんか、ふざけてくれた」 「大きくなったなぁって。うれしいですよね、昔の子どもの写真みたら。おいしいご飯をつくってあげたい」
大事な人との“思い出”を取り戻しに、群馬から2時間かけて来た人もいました。 群馬から来た人(60代) 「子どもがちっちゃいときの写真が入っているので。一時、自分と離れて(暮らして)いまして」 家庭の事情で、小学校から高校まで離れて暮らさざるを得なかった、息子の写真です。 群馬から来た人(60代) 「ああ、電源入りました。たぶん20年ぶりになります」 たまに会えた時に撮りためていった、写真の数々。
──笑顔ですね? 群馬から来た人(60代) 「そうですね、なんか食べている。あ、誕生日だ…ケーキがあるんで、誕生日ですね」 そして、今は… 群馬から来た人(60代) 「大学卒業して、(群馬に)戻ってきて、一緒に暮らしているということですね」 ──息子さんに見せますか? 群馬から来た人(60代) 「見せますね。“懐かしい”とは思ってくれると思うんですよ」
延べ1万6000人以上が参加している、このイベント。都内では、毎月、開催していく予定だということです。 (GINZA 456 Created by KDDI ※今月~12月まで毎月開催予定)