昨季の新人王ヘンダーソンが4試合ぶりの19号でジャッジを追う 初回先頭アーチは今季6本目
◆米大リーグ オリオールズ―レイズ(2日・米メリーランド州ボルティモア=オリオールパーク) 【動画】ヘンダーソン、ジャッジに迫る4試合ぶりとなる19号アーチ! オリオールズのガナー・ヘンダーソン内野手が2日(日本時間3日)、本拠のレイズ戦の1回に4試合ぶりとなる19号アーチを放った。21本でトップを走るヤンキースのアーロン・ジャッジに2本差と迫った。 初回、いきなりだった。右腕リテルのこの試合2球目となる内角スライダーを強振。角度24度のライナーは176キロのスピード。打った瞬間ホームランと分かる一発にヘンダーソンは打席で打球を見送りゆっくり一塁に駆けだした。満員の右翼席に放った一発は飛距離128メートル。日曜日のデーゲームで多くの地元ファンが観戦に来ていたスタジアムは大きな拍手でヒーローを称えた。 昨年、新人王に輝いたヘンダーソンが今季MVPを獲得すれば、オリオールズの英雄カル・リプケン内野手の1982年新人王、83年MVPの歩みと同じ道をたどることになる。今後はジャッジやソト(ともにヤンキース)、ラミレス(ガーディアンズ)、タッカー(アストロズ)らとの戦いを制するのか目が離せない存在になってきた。
報知新聞社