SEVENTEEN、ENHYPENらとともに、J.Y. ParkとHYBE議長のサプライズ共演も!『Weverse Con Festival』2日目を詳細レポート
「AI新人アイドル」JD1が聴かせた美しい歌声
続いてステージに登場したのは、トロット歌手(韓国における演歌のようなジャンル)であるチョン・ドンウォンの新しいペルソナであるJD1(ジェイディーワン)。「AI(人工知能)新人アイドル」というコンセプトを持っており、さまざまなジャンルの楽曲に挑戦しているアイドルだ。 デビュー曲「who am I」ではダンサーと共にパワフルなダンスパフォーマンスを披露。とても“新人アイドル”とは思えない堂々とした佇まいに感心してしまう。東方神起の「HUG」のカバーでは、「1日だけ君の猫になりたい」というかわいらしい歌詞に合わせ、猫っぽいキュートな振り付けで魅了した。そしてなにより、伸びやかで透き通るような美しい歌声が聴いていてとても心地よい。 「ERROR 405」では、それまでのかわいらしい雰囲気から一変、クールなパフォーマンスでアイドルとしての振り幅の広さを見せつけた。JD1の高いボーカル力に圧倒されたので、ぜひチョン・ドンウォンのステージも観てみたいと思った。
バーチャルボーイズグループならではの神業で魅せたPLAVE
そして「一体どんなステージになるんだろう!?」と、筆者が個人的にワクワクしていたのが、バーチャルボーイズグループのPLAVE(プレイブ)だ。「Why?」のイントロが流れると会場からは喜びの歓声があふれ、その人気の高さをうかがわせた。「Why?」は、韓国語で「なんで?」の意味である「왜요 왜요 왜?」というフレーズがサビパートで繰り返される中毒性のある一曲。曲中にウインクしたりと、メンバーの表情管理もバッチリだ。 PLAVEは全員が圧倒的ビジュアルを誇り、5人ともビジュアル担当と言っても過言ではない。それもかわいい系、かっこいい系、セクシー系など多ジャンルのイケメンがそろっている。また、PLAVEはモーションキャプチャで“中の人”の動きをリアルタイムで映し出す方式で活動しているため、動きも非常にリアルなのだ。パフォーマンス中もMC中も、メンバーそれぞれの個性がしっかりと出ていて、「これは推す人の気持ちがわかる!!」と納得した。 さらに「Watch Me Woo!」のパフォーマンスでは、一瞬で衣装チェンジ! 錚々たる出演者を誇る今回の『Weverse Con Festival』でも、早着替えはPLAVEにしかできない神業である。最後はメンバー全員がうれしそうに飛び跳ね、各々がハートポーズを繰り出しながらステージをあとにした。