神奈川県警が「嘱託警察犬」の審査会 犯罪の捜査活動などに協力
tvkニュース(テレビ神奈川)
神奈川県警は、民間のトレーナーに育てられた犬の中で、犯罪の捜査活動などに協力する「嘱託警察犬」を選ぶ審査会を横浜市内で開きました。 「嘱託警察犬」は県警から要請を受けて、犯罪捜査や行方不明者の捜索などに協力する警察犬で、県警によりますと、ことしに入って11日まで行方不明者の捜索のために12回出動したということです。 審査会は横浜市栄区にある警察犬の訓練所で行われ、ジャーマンシェパードやラブラドールレトリーバーなどあわせて19頭が参加。 「座れ」や「来い」などの指示に対する反応や現場を安全に動くことができるかを確認する「服従審査」と、においを嗅がせた物や人を隠して見つけることができるかの「追及・捜索審査」が行われました。 県警鑑識課警察犬担当 赤坂一彦課長代理 「物や人がそこにいれば必ずそこからにおいは漂ってくるので、足跡が消えても浮遊臭気で探すことができるかという現場に即した審査方法になっている。 警察犬は人では絶対に発見できないような物や行方不明者を発見してくれるので、ぜひ県民の安全のために一緒に頑張ってほしい」 審査に合格した犬は来年1月から1年間、「嘱託警察犬」として活動するということです。
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