1軍への”推薦“も…?巨人、ファームでは好成績を残す選手(3)ジャイアンツでは”出る幕なし“も…?
プロ野球の世界では、熾烈な一軍争いが繰り広げられる。昇格するには、二軍での数字が判断材料になるだけに、ファームでの活躍が求められる。また、若手選手にとっては今季の二軍成績が来季の一軍起用につながるケースもある。ここでは今季ファームで躍動している読売ジャイアンツの選手を紹介したい。(※今季成績は9月25日時点)
喜多隆介
・投打:右投右打 ・身長/体重:179cm/83kg ・生年月日:1998年8月25日 ・経歴:小松大谷高 - 京都先端科学大 ・ドラフト:2020年育成選手ドラフト2位 プロ4年目の今季は、二軍で3割近い打率を残すなど、打撃で存在感を示している喜多隆介。しかし、ポジションの兼ね合いもあって一軍では1試合の出場にとどまっている。 京都先端科学大から2020年育成選手ドラフト2位で読売ジャイアンツに入団。ルーキーイヤーから二軍でアピールに成功し、同年8月に支配下登録を勝ち取った。 翌2022年は二軍で52試合出場、打率.265、2本塁打、19打点とまずまずの数字を記録。同年は念願の一軍デビューを果たし、14試合に出場した。 だが、昨季はシーズンの大半をファームで過ごし、一軍出場なし。今季は一軍昇格のチャンスを2度得たが、出場1試合と出番が限られている。 それでも、ファームでは81試合に出場し、打率.292、3本塁打、25打点と結果を残している。 さらなるレベルアップを見せ、岸田行倫、大城卓三、小林誠司が形成する一軍捕手陣の壁を越えていきたい。
ベースボールチャンネル編集部