関西Ｊｒ．の渡邉大我（１６）が、初めてのドラマ出演を楽しみにしている。１２日にＡＢＣテレビでスタートする「年下彼氏２」（土曜・深夜０時２５分）に、美術部員役で登場。「本当にいろんなことを最近させていただいているんですけど、全部初めてのことばかり。新鮮で、楽しくて仕方ないです」と、笑顔を輝かせた。 　―入所したきっかけは。 　「ふざけているわけじゃないんですが、僕は味付けのりがすごく好きなんです。お母さんにどうすればいっぱい食べられるのか聞いたんです。まだ中１とかで、お小遣いも少なかったので。ＣＭに出たらいっぱい食べられるのかなっていう考えになって、お母さんが『履歴書送ってみる？』っていう、軽い感じでした」 　―それほど味付けのりが好き。 　「ダンスレッスンの前に１箱買って、全部食べちゃいました。おやつがわりですね。誕生日プレゼントで、味付けのりの箱をタワーにしたのを友達にもらいました。普通の人なら１年分くらいの量をもらって、３週間くらいで食べちゃいました」 　―オーディションでの特技アピールは。 　「大阪城ホールのリハーサル室みたいなところであったんですけど、僕はスケートボードが特技。でも、下が床じゃなくカーペットだったので、めちゃくちゃ失敗しました。最初は最後列で踊っていたんですけど、前にいくように言われて、ポーズって言ってもピースしかできなかったんですけど、やる気だけは見せました」 　―オーディション当日、すぐにコンサートに出演した。 　「Ｓｎｏｗ　Ｍａｎさんのコンサートが行われていて、出ました。名前を呼ばれた時は『本当にいいんですか』っていう感じ。みんなお母さんも会場の近くにいて、電話で呼ばれたりしていたんですけど、僕のお母さんは場所が分からなくて来られなくて。すぐに言いたかったのに、めっちゃうれしいのに、誰にも言えなくてムズムズしていました」 　―実際のステージは。 　「オーディションでやっていた曲を踊ることになって。から揚げのお弁当を食べたら１０分後ぐらいに出るからって感じで、本当にびっくりしました。学校でもそんなめっちゃ目立ちたいタイプじゃなかったので、本当に緊張したんです。Ｓｎｏｗ　Ｍａｎさんを見て『テレビで見たことある！』『光ってる！』みたいな感じでしたね。オーラがありました」 　―スケートボードは何歳くらいから？ 　「お父さんの影響で小３か小４ぐらいです。中１になったぐらいからしっかりやって、ハンドレールっていう、手すりを滑る技ができるぐらいまでにはなりました。スケボーのパーク施設で、階段５段ぐらいのレールがあったんですけど、最初は怖くて。毎日そこまで行っては帰ろうって。でも、後から始めた友達が先にできるようになって、さすがに行かないとってなりました」 　―パリ五輪は。 　「見ていました。（男子ストリート）銅メダルのナイジャ・ヒューストン選手と、愛知の結構大きな大会に行った時に、２ショットを撮ってもらったこともあります」（後編に続く） 　◆渡邉　大我（わたなべ・たいが）２００８年６月１１日、大阪府生まれ。１６歳。２１年に関西Ｊｒ．として活動をスタート。趣味はスノーボードで、特技はスケートボード。好きな食べ物は味付けのり。身長１７４センチ。