「童心に帰れる」東大阪の町工場で「ミニ四駆」大会 主催者「大阪・関西万博での開催目指す」
中小企業が集積する大阪府東大阪市の町工場で20日、モーターや電池で動く自動車模型「ミニ四駆」を改造し、スピードなどを競うイベント「製造業対抗ミニ四駆大会」が開かれた。企業・団体や学生らの計32チームの参加者らは「童心に帰れる」と楽しそうにレースに夢中になっていた。 【別カット】町工場内の特設コースでのミニ四駆レースを見守る参加者ら 同市の中小企業「MACHICOCO(マチココ)」を中心としたものづくり集団「ザ・クラフターズ」が主催し、昨年7月、同11月に続いて3回目の開催。今回はレース中に町工場で製造されたトロフィーを上位チームに授与した。 東大阪などが舞台となったNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」の制作に協力した経験がある同社の戸屋加代社長は、日本の町工場の魅力を広く伝えたいとの思いで同大会を定期開催しており、来年に迫る「大阪・関西万博での開催を目指す」と話していた。