JAL A350-1000、3号機が羽田到着 3機体制でダラス4/17就航へ
日本航空(JAL/JL、9201)の新長距離国際線機材エアバスA350-1000型機の3号機(登録記号JA03WJ)が3月31日、羽田空港へ到着した。ファーストクラスとビジネスクラスにJAL初の個室タイプのシートを採用した次世代の国際線フラッグシップで、3機体制になったことから2路線目の羽田-ダラス・フォートワース線に4月17日から投入する見通し。 【写真】羽田に到着するJALのA350-1000 3号機 3号機は、エアバスの最終組立工場がある仏トゥールーズを現地時間30日午後2時19分に出発し、同41分に離陸。乗客を乗せないフェリーフライトのJL8102便として羽田へ向かい、羽田のB滑走路(RWY22)へ31日午前11時42分に着陸し、格納庫前の214番スポット(駐機場)へ同51分に到着した。 A350-1000はJALの国際線フラッグシップで、今年1月24日に1路線目の羽田-ニューヨーク線に就航。座席数は4クラス239席で、ファーストクラスが6席(1列1-1-1席)、ビジネスクラスが54席(同1-2-1席)、プレミアムエコノミーが24席(同2-4-2席)、エコノミーが155席(同3-3-3席)で、ファーストとビジネスには、JAL初となるドア付き個室タイプのシートを導入した。 これまで2機の就航日は、初号機(JA01WJ)が1月24日、2号機は2日後の26日。今回の3号機受領でJALのA350-1000は3機体制となり、羽田-ダラス・フォートワース線(JL12/11便)にも4月17日からA350-1000を投入する。 JALは2024年度内に8機体制を目指す。3路線目の羽田-ロンドン線には、2024年度内に投入を計画している。
Tadayuki YOSHIKAWA