火事があった住宅

　大阪府大東市の住宅で3人が死亡した火事で、現場からガソリンの成分が検出されていたことが捜査関係者への取材で分かりました。警察は放火の可能性も視野に捜査しています。 　18日午前、大東市中垣内で住宅3軒が焼ける火事があり、火元の住宅から身元が分からない男性3人の遺体が見つかりました。 　警察によりますと、この家に住む82歳の父親と53歳の次男のほか、母親の葬儀のため一時帰省中だった56歳の長男と連絡がとれていません。 　その後の捜査関係者への取材で、この住宅の焼け跡からガソリンの成分が検出され、警察が放火の可能性を視野に入れて捜査を進めていることが新たに分かりました。 　家の外から第三者が侵入した可能性は低いとみられるということで、警察は身元の確認を急ぐとともに、火事の原因を詳しく調べています。