地震で県職員の時間外勤務が2.6倍に
北陸朝日放送
能登半島地震への対応で 県職員の1月から3月までの時間外勤務の総時間数は、 去年のおよそ2・6倍になっていることがわかりました。 これは23日の県議会総務復興企画委員会で示されました。 県の知事部局の非管理職およそ2600人の時間外勤務の総時間数は、 今年1月から3月までの合計で33万3400時間。 去年のおよそ2・6倍にあたります。 また月100時間を超える時間外勤務をした非管理職の職員数は 1月は542人、2月は244人、3月は158人にのぼります。 またおよそ480人いる管理職も 1月は168人が時間外勤務100時間を超えたということです。 県では通常、月に1回リラックス方法や相談窓口などを記した 「メンタルヘルスだより」を職員向けに発行していますが、 地震後はこれまでに20回発行するなど、職員の心身の健康管理につとめています。 委員からは地震対応に伴う退職者数についても質問が出ましたが、 県は「退職や精神疾患の理由は地震が原因と断定することは難しく、 正確な数字は把握できていない」と答えるにとどまりました。