名護市庁舎が移転へ 花ブロックが印象的な名建築、一部保存も検討 沖縄
【名護】名護市が老朽化している市役所庁舎(市港)の移転・建て替えの基本方針を固め、移転先として沖縄県立北部病院(市大中)と名護商業高校跡地周辺(市大西)を有力候補地としていることが9日、分かった。現庁舎の保存を望む声もあり、市は一部保存やデジタル保存などを検討する。 【地図】名護市役所の移転予定候補地
現庁舎は市制施行10周年の記念事業として1981年に建設された。象設計集団による斬新なデザインで、81年に日本建築学会賞(作品)を受賞した。外を囲むコンクリートの花ブロックとブーゲンビリアが一体となった庁舎は「インスタ映え」すると観光客からも人気。
The Ryukyu Shimpo Co., Ltd