「高校野球の何が分かるの」有吉弘行 「甲子園2部制ほぼ無意味」私見に批判で見えてきた“毒舌ラジオの限界”
8月4日放送のラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(JFN)での有吉弘行の発言に注目が集まっている。有吉は、7日から開幕する全国高等学校野球選手権大会での熱中症対策に触れたうえで、「無意味」だとバッサリ切り捨てたのだ。 【写真あり】有吉弘行と引退後の「美人アナウンサー妻」 「今回の夏の甲子園大会では、気温が上がる時間帯を避けるために、午前と夕方に分けて試合を行う2部制を導入することを決めました。これに対し有吉さんは『ほぼ無意味だと思いますね』と完全否定。さらに『朝7時から暑いわけだから。夕方の7時でも暑いんだから』と話し『選手たちはそれでもやりたいんだろうな』とコメントしました」(芸能記者) だがこれには、X上で、 《高校野球の何が分かるの》 《有吉、甲子園行ったことないのかな。日射しがスタンドで遮られ、甲子園特有の海風が吹き出す夕方以降は、カンカン照りの日中と比べてかなり快適なんだけど》 《そこまで言ったら甲子園なんか開催できなくなるでしょ》 といった声が相次いでしまった。 「2部制は今大会から試験的に導入されるものですからね。効果を見きわめる目的がありますから、やる前から『ほぼ無意味』と断罪するのはいささか“雑すぎる”でしょう。昨年には、5回終了後に選手たちが10分の休息がとれる『クーリングタイム』が導入されるなど、同大会はなんとかこの時期の開催を続けられるように試行錯誤している最中です。まるでこうした努力を否定するような言説に、怒りを感じた人も多いのでしょうね」(同前) 有吉の同ラジオ番組は、以前から芸能人や芸能界、時事ネタなどに対し、容赦のない毒舌をふるうことで知られてきた。だがこうした方向にも限界があるようで……。 「やはり予備知識がないままフワッとした感じで“お気持ち”を話すので雑さがきわだってしまいますね。ここに限界があります。 特に最近では、こうした炎上を気にしてか、かなり中立的な意見を言うようになってきました。ご本人としてはあくまで“お笑い番組”という認識なので、番組内での発言については、すべて笑い飛ばして欲しいでしょうが、受け取り方はさまざまですからね。 炎上を避けるのであれば、“悪口”を言うにしても、有吉さんがフィールドとしている、芸能界やテレビ業界の話題だけに絞ったほうが賢明なのではないでしょうか」(同前) それでつまらなくなってしまっては元も子もないけれど……。