廃棄物処理施設の跡地近くの土壌から環境基準の最大8倍の鉛を検出 周辺で地下水の利用なく「健康への影響なし」隣接する川の水質検査を継続実施へ
長野市は15日、民間の廃棄物処理施設の跡地の近くの土壌から、環境基準の2.7倍から8倍の鉛が確認されたと発表しました。 環境基準を超える鉛が検出されたのは、長野市信州新町日原西の民間の廃棄物処理施設の跡地に隣接する市有地です。 市が廃棄物処理法に基づいて、10月24日に3か所の土壌を採取して、調べたところ、0.027mg/Lから0.080mg/Lの鉛およびその化合物が検出されました。 土壌に係る環境基準値は0.01mg/Lとなっていることから、基準値の2.7倍から8倍に相当します。 市では、近くを流れる当信川の水を検査しましたが、鉛は検出されなかったということです。 また、影響があるとされるおおむね周辺80メートルで地下水の利用が確認されていないことから、健康への影響はないとしています。 市では、鉛が環境基準を超えた原因は不明としていて、周辺への影響を確認するため、当信川の検査を継続して行うとしています。
信越放送
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