写真：PC Watch

　Valveは6日、ゲーム配信プラットフォームのクライアントアプリSteamにおいて、ゲームプレイの録画機能「Steam Game Recording」を公開した。6月にベータ版としてリリースされていた機能が正式版となったもので、Steamを最新版にアップデートすることで全ユーザーが利用できる。 　Steam Game Recordingは、ゲームのプレイ画面をバックグラウンドで録画できる機能。自動/手動での録画に加え、遡って見返せるリプレイ、動画を短く編集できるクリップ、動画の共有といった機能を備える。また、対応タイトルでは、ゲーム内のイベント(敵を倒した場面など)をタイムライン上に自動でマークしてくれるタイムライン&イベントマーカー機能も利用できる。 　本録画機能は、Steamオーバーレイに対応するゲームであれば基本的に使えるが、一部古いゲームでは動かないケースもあるという。ポータブルゲーム機のSteam Deckでもサポートしている。 　そのほか今回のクライアントアップデートでは、ハイエンド環境でのリモートプレイにおけるAV1ビデオストリーミングのサポート、Direct3D 9を使用する一部ゲームがクラッシュするSteamオーバーレイ関連の不具合修正など、各種機能の改善も行なわれている。