【RIZIN】ヒリヒリした激戦必至!武田光司「やべー相手」フィニッシュ率100%超新星「見応えある戦いに」
6月9日(日)東京・国立代々木競技場第一体育館にて開催される『RIZIN.47』の直前インタビューが、7日(金)に都内会場にて行われた。RIZIN MMAルール66.0kgで対戦する武田光司(BRAVE)とラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス)が、それぞれ試合前の心境を明かした。シェイドゥラエフは、フィニッシュ率100%の強豪としてRIZINに初参戦する。 【動画】これが“フィニッシュ率100%”ファイター、驚きの強さ! 元レスリングエリートの武田はこれまで1階級上のライト級で戦ってきたが、昨年11月トフィック・ムサエフ戦に敗北すると、24年3月の萩原京平戦からフェザー級に階級を落とすこととなった。萩原戦は、判定勝ちをものにした。 対するシェイドゥラエフは23歳と若く、戦績は10戦10勝(4KO・6一本)と無敗でフィニッシュ率は100%。22年からロシアの団体ACAで3連勝を飾ると、韓国ROAD FCの63kgトーナメントではヤン・ジヨンと対戦し、1Rにリアネイキッドチョークで圧巻の一本勝ち。その後、同トーナメントは計量失格で離脱となったが、昨年10月の前戦もリアネイキッドチョークで一本勝ちしてRIZINと契約した。 未知の強豪を迎えることになった武田は、「とにかく首が太いですね。首が強いということは、打たれ強さがあって、バランスを崩されにくい。最初に写真見て、これはやべー相手だなと思いました」と苦笑した。 それでも試合を受けたのは、「僕のやりたい路線はハードな方なので、そっちをやりたいから。もちろんオファーは即答しました」と武田はあえて茨の道を選択したという。今後フェザー級戦線で戦いたい相手も「クレベル、アーチュレッタ、ケラモフ」とあえて王者の鈴木千裕を含めた日本人を外したラインナップが並んだ。あくまでも世界の強豪と戦っていきたいのだろう。 試合展開については「組み技勝負なので、打撃の展開になるかなと。相手はフィニッシュ力が凄いので、こっちもフィニッシュするつもりでやらないとやられてしまう。コンマ何秒の試合になると思います」とヒリヒリした内容を予想した。 ■フィニッシュ率100%の超新星!首の太さにも注目 武田に続き登壇したシェイドゥラエフは、「体調はバッチリ。今朝、日本に着いてそのまま来ましたが、準備もできている最高の状態です」と余裕の笑み。名前が長いため日本人が覚えにくいとの指摘には「たしかに長いですね。では短く“ラジャ”と呼んでください」と愛称をみんなに伝えるリラックスした姿を見せた。 また太い首については「生まれた時からかな?でも、家族は太くないので練習でこうなりました」と苦笑する場面も。レスリングと柔術がバックボーンにあり、絞め技(リアネイキッドチョーク)に自信があると豪語する。武田の印象は「とても強くて体格もいい。寝技も打撃も強い印象です。でもトレーナー、仲間たちと作戦を立ててきました」と万全の状態で臨むという。 さらに元UFC世界バンタム級王者のピョートル・ヤンと、タイのタイガームエタイで一緒に練習をしたことがあるといい、「一緒に練習して学ぶことができたし、実際にアドバイスも受けました」とシェイドゥラエフ。ピョートルがそこまで指導するということは、世界の頂点に立つNEXT超新星としての期待が高い証拠だろう。 最後に超新星は、「RIZINは、以前から知っていた最も優れたMMAのイベントのひとつ。ここに参加できることを誇りに思います。今回の試合はアグレッシブに戦うので、見応えある戦いをお見せできるでしょう」と試合への抱負を語った。 はたして、勝つのは武田か超新星か。ヒリヒリした激闘になるのは間違いない!