デジタルくじで運試し 最高賞は特産品5万円分 1月10日まで一関市連合大売出し【岩手】
一関商工会議所による恒例の「一関市連合大売出し」は11日、スタートした。これまでと同様にカード(抽選券)を活用して地元の特産品が当たる企画とするが、カードに付いたQRコードをスマートフォンで読み込みデジタルくじで抽選する仕組みに変更。最高賞は特産品5万円分を用意し、前回に続いてくじに外れた場合でもダブルチャンス企画があり、年末年始の売り出しを通じて活性化を目指す。期間は2025年1月10日まで。 にぎわい創出を目指し、11年から開催されている市内商店街の広域イベント。これまではスクラッチカードを削って当たりが分かる方式で、ダブルチャンスもはがきで郵送していたが、デジタルトランスフォーメーション(DX)推進や作業効率化などの観点から、新たな試みとしてデジタルくじを導入した。 今回は市内全域の220店舗余りが加盟して実施。加盟店はイベント参加を示すステッカーを掲示しているほか、同商議所のホームページで確認できる。購入金額1000円ごとにQRコードが付いたデジタル抽選券が1枚提供され、スマホで読み込むと自動的に抽選される。