【横浜好き】ベイスターズ、一軍・二軍キャンプの振り分けを発表
松尾は1年目から二軍の正捕手格となり、フレッシュオールスターにも選出。イースタンで104試合に出場してチームトップタイの7本塁打、打率.277と非凡な能力を発揮しています。ともに甲子園を沸かせた高卒ドラ1コンビのバッテリーが今季一軍で見られるか、夢が膨らみます。
B班、いわゆる二軍スタートとなった選手では、投手で石田健大、濱口遥大、入江大生、三嶋一輝、捕手の戸柱恭孝と伊藤光、内野手は宮崎敏郎、大和、外野手も大田泰示、楠本泰史、神里和毅と、一軍クラスと言える多くの選手の名前があります。
宮崎や三嶋などのベテラン勢は調整の意味もあるかと思われますが、残念だったのが2019年ドラ1の森敬斗のB班スタートです。昨季は8番・ショートで開幕スタメンに名を連ねましたが、自身3年ぶりとなる二軍スタートについて、三浦大輔監督は昨年8月の右有鈎骨摘出術の影響だけでなく、それ以外の部分の理由もあることを示唆しています。
オフのトレーニングで、かなり体型的に立派になったという報道もありましたが、将来の主軸候補と期待されたホープにとって、今季は勝負の1年となりそうです。
沖縄と鹿児島、スタートで明暗が分かれていますが、当然のごとく、キャンプ中には何度も入れ替えがあります。一軍スタートを死守する者、二軍から這い上がる者。まもなく始まる『球春』に向けて、今年も楽しみは尽きないところです。
文:大久保泰伸
大久保泰伸