普通運賃と通勤定期は現行の1.14倍、通学定期は据え置きに… JR北陸線・金沢~大聖寺間を引き継ぐIRいしかわ鉄道が実施運賃を届け出
北陸新幹線敦賀開業後にJR西日本から金沢以西の経営を引き継ぐIRいしかわ鉄道は、北陸信越運輸局に上限運賃が認可されたことを受け、5日、来年3月16日から適用する金沢~大聖寺間の運賃などを届け出ました。 IRいしかわ鉄道が届け出た実施運賃一覧 IRいしかわ鉄道が届け出た実施運賃は、並行在来線経営計画に基づき普通運賃と通勤定期が現在の1.14倍、通学定期は料金が据え置かれました。 具体的には、金沢~大聖寺間の普通運賃はこれまでの860円が980円に、大人1か月の通勤定期は2万3260円が2万6520円となります。金沢~小松間では普通運賃が510円から580円に、大人1か月の通勤定期は1万5010円が1万7110円となります。 また同様にJRから経営分離される福井県内のハピラインふくいに跨る区間には、新たに乗り継ぎ割引が設定され、加賀温泉~芦原温泉間の普通運賃は、これまでの330円が360円となります。 このほかJR七尾線や富山県のあいの風とやま鉄道との間でもそれぞれ乗り継ぎ割引を設定し、利用者の負担軽減を図ります。
北陸放送