ハル・ベリー、オスカーを受賞したときのドレスでランウェイに登場 セリーヌ・ディオンも出演
2002年に映画『チョコレート』でアフリカ系アメリカ人として初めてアカデミー賞主演女優賞を受賞、映画史に名前を残したハル・ベリー。授賞式で着たあの「エリー サーブ」のドレスで、再びステージに登場した。
現地時間11月13日(水)にブランド「エリー サーブ」の設立45周年を記念したイベント「1001 Seasons of Elie Saab」がサウジアラビアで開催されたジェニファー・ロペス、カミラ・カベロ、そしてハル・ベリーが出演した。
ハルは授賞式で着たシールスーにフラワーモチーフがあしらわれたアシメトリーのドレスでランウェイに登場。その様子をインスタグラムに投稿し、感動を綴っている。「人生には、その後の人生を一変させる瞬間がある。『エリーサーブ』のドレスを着てアカデミー賞を受賞したことは私にとってそういう瞬間の1つです。『エリー・サーブ』へ、私の人生のタペストリーの一部になってくれてありがとう」と感謝の言葉も述べた。体型も雰囲気も当時と変わらないハルにフォロワーからは賞賛と驚きの声が上がっている。異なるのは髪型くらいでベリーショートからロングに変わってはいたけれど、今回もタイトにまとめていたため雰囲気は当時そのもの。
ちなみにこのドレスはハリウッドの歴史を象徴するものとして、普段はロサンゼルスのアカデミー映画博物館に展示されている。
今回のイベントには現在闘病中のセリーヌ・ディオンも出席。スタイリストのロー・ローチと共にレッドカーペットでカメラの前に立っただけでなく、ランウェイにも登場した。
セリーヌはスパンコールが散りばめられたピンクのドレスで現れると「The Power of Love」「I’m Alive」を熱唱。今年夏のパリ五輪の開会式に続いてパワフルなパフォーマンスを披露した。最後はデザイナーのエリー・サーブを祝福すると、彼と一緒に退場した。スティッフパーソン症候群の治療を続けているセリーヌの迫力溢れる歌声に会場のゲストたちからは大きな拍手が起きたという。