【快進撃の尾上松也】キャンドルにハマり中!コレクター気質の飾らない素顔に迫る
歌舞伎からドラマまで幅広い場で活躍を続ける尾上松也。9月6日からは舞台『夫婦パラダイス~街の灯はそこに~』で主演を果たす。今回は、コレクター愛あふれる素顔に迫る。 尾上松也さんの写真をもっと見る
──歌舞伎に舞台、映像とお忙しいと思いますが、仕事から離れたところで、目が向くものはありますか? 松也 コロナ禍以降、趣味が増えまして。スニーカーをたくさん集めてますし、日本キャンドル協会の理事にも就任しましたし、ボードゲーム集めも。レコードも好きになり、こちらも集め始めました。自分を癒してくれる要素があるものが、自分のまわりに増えていく状況にあります。 ──自分が好きなもの、癒してくれるものを求め追い続けることに対して、貪欲に? 松也 そうですね、コレ!というものに出会うと……ハマりやすいですね。収集癖もあるので、いいなと思ったものに関してはガーッと集めちゃうところあります。そういう、好きなものが自分のまわりにないと、ちょっと不安だったり(笑)。 ──楽屋や自宅で、キャンドルに癒されている方は多いと思いますが、理事にまでなる方はなかなか! 松也 ちょうどコロナ禍真っ最中にハマって、緩和されてきてからキャンドルショップに通うよりになり……本当に頻繁にお店に通っていたので、店員さんが尾上松也と気づいてくださって。そこから、キャンドルを通しての繋がりが広がり、協会の方から“ぜひ理事に”とお声をかけていただきました。 ──キャンドル愛あってこその理事! 松也 想いが実りましたね(笑)。 ──スニーカー、レコードにハマるのは、ちょっと危険ですよね(笑)。気を付けないと、果てしなく欲しくなるジャンルです。 松也 純粋に、“自分が欲しいかどうか”で、本能的に買ってますね。レコードはまだ全然、といったところですが、スニーカーがね。 ──何かお困りで? 松也 まず、一足が箱を含めて大きいですし。僕は特にサイズ30を履いていますので、場所を取るんですよね。 ──ああ、収納問題! 松也 そうなんですよ。スニーカーを箱にしまっておく方もいますが、僕は箱から出して飾りたい。この出しておきたいタイプが結構やっかいなんですよ。 ──好きなものに囲まれて癒されるには、スニーカー……見ていたいですもんね。 松也 そうなると箱がやっかいなんですよ。それで今、困ってます。 ──お気に入りの一足は、ありますか? 松也 よくそれを聞かれるのですが、全て、気に入ったから買ったものですので、全部お気に入りで。全部まんべんなくよく履いてますね。ただ、300、400足ありますので、今年履いたらまた来年、ってなっちゃいますね(笑)。 尾上松也(おのえ・まつや) 歌舞伎俳優。1985年、東京都出身。1990年5月、『伽羅先代萩』の鶴千代役にて二代目尾上松也の名で初舞台を踏む。歌舞伎のほかにも、NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』(2017年)『鎌倉殿の13人』(2022年)、ミュージカル『エリザベート』(2015年)、映画『ミステリと言う勿れ』(2023年)など幅広く活躍。父は六代目尾上松助。 BY JUNKO HORIE, STYLED BY NORIMITSU SHIINA, HAIR & MAKEUP BY YASUNORI OKADA AT PATIONN ジャケット¥60,500(オーハル)・パンツ¥36,300(ア ノーベル デイ/ともにジョワイユ TEL. 03-4361-4464)、その他スタイリスト私物