大阪万博で造られた日本庭園が『国の登録記念物』に登録見込み「造園文化の発展に寄与した意義深い事例」 万博記念公園
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万博記念公園にある日本庭園が、国の登録記念物に登録される見込みとなりました。 新緑のモミジの木漏れ日が感じられる滝に、錦鯉が優雅に泳ぐ大きな池を中心とした「回遊式庭園」。大阪府吹田市の万博記念公園の中に作られた日本庭園は、1970年の大阪万博で国の出展施設として造られました。平安や江戸など4つの時代の造園技法を取り入れ、それらを水の流れでつなぐことで、当時の万博のテーマ「人類の進歩と調和」を表現しているといいます。 【画像を見る】爆発事故…当時の状況は? 6月24日、文化庁の審議会は、この日本庭園を国の登録記念物に登録するよう文部科学大臣に答申しました。審議会は「造園文化の発展に寄与した意義深い事例」だと評価したということです。
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