<センバツ・頑張れ広陵!>アルプス一体「かっとばせ!」 3年半ぶり 青空の下、声出し応援 /広島
20日の春のセンバツ初戦を勝ち、3回戦に進んだ広陵。アルプススタンドに陣取った応援団は青空の下、3年半ぶりの声出し応援で選手を鼓舞し、勝利に沸いた。 ダンス部のチアリーダー約30人は赤と白のポンポンを手にエールを送った。コロナ下で入学したため、声を出して踊りながら応援するのは初めて。冨田花菜部長は自宅で毎日約30分間、声を出して応援フレーズを覚えてきた。「かっ飛ばせ広陵」と元気な声で応援を引っ張り、勝利の校歌が流れると歓喜の表情で「次はもっと応援が届くようにもっと大きな声を出したい」と意気込んだ。 吹奏楽部は「紅」「栄光の架橋」などを演奏した。トランペット担当の田中美希部長は「応援席の一体感は最高。声が出せなかった去年と空気は全然違う」と話した。【安徳祐】