オータニサンだけじゃない!「信頼していた人に裏切られた」経験者は約4割という現実
信頼をしていた人からの突然の裏切り。あなたはそんな経験をしたことがありますか? 最近、大谷翔平選手の元通訳・水原一平容疑者の裏切り・詐欺行為が話題になり、被害額の大きさはもちろん、あれだけ信頼を寄せていた人に裏切られた事実に本人ならずともショックを受けた人が多いのではないでしょうか? そこで、今回『kufura』は20~60代の男女500名にアンケートを実施し、「裏切られた経験」について調査。その結果、38.4%(192人)が「裏切られた経験あり」と答えていることが判明。「ない」と断言した人は半数以下の44.6%(223人)でした。ではみなさん、一体誰にどんな裏切りを受けたのでしょう? 具体的な内容を語ってもらいました。
裏切られた相手、1位「会社の人」2位「学生時代の友人」
まずは「裏切られた経験がある」と回答した192人に、実際に誰に裏切られたことがあるのかを尋ねたところ、最も多かったのは「会社の先輩・同僚・後輩」で約3割、次いで「学生時代の友人」で約29%でした。また「恋人・パートナー」をあげる人も少なくなく22%程度と判明。一方、「家族」や「親戚」という人はそれぞれ1割以下でした。 ■裏切られた、信頼していた相手ランキング■(※複数回答あり) 1位 「会社の先輩・同僚・後輩」……30.2%(58人) 2位 「学生時代の友人」……29.2%(56人) 3位 「恋人・パートナー」……22.4%(43人) 4位 「仕事相手」……16.1%(31人) 5位 「兄弟・姉妹」……9.4%(18人) 6位 「父親」……6.8%(13人) 6位 (同率)「母親」……6.8%(13人) 8位 「趣味の友人」……6.3%(12人) 9位 「先生」……4.2%(8人) 10位 「夫」……3.6%(7人) 10位(同率) 「幼馴染」……3.6%(7人)
査定いじめ、音信不通、パワハラ…根深い社内の裏切り行為
では実際にどんな裏切られ方をしたのか、まずは裏切られた相手ランキングで1位だった「会社の先輩・同僚・後輩」から受けた行為について尋ねてみましょう。みんなから集まったコメントで特に多かったのは「ミスの責任転嫁」「人事の裏工作」「上司からのパワハラ」など、信用していた上司や先輩からの裏切り行為。中には「突然の無視」など、人間不信に陥るような体験をした人もいました。具体的には…… 「やってくれると言っていた仕事を結局やってくれなかった」(30歳男性/企画・マーケティング) 「仕事でわざと低い評価をつけられた」(39歳男性/研究・開発) ・ 「上司からパワハラを受けていたが、同じ職場の先輩も同僚も見て見ぬふり。誰も助けてくれなかった」(42歳女性/主婦) 「抜け駆けでいっきに辞められた」(46歳男性/その他) 「仲が良かった先輩が急に会社を辞めてしまい、音信不通になったこと」(47歳男性/研究・開発) 「自分の仕事での評価は悪くないと思っていたが、先日その先輩が数メートル先で上司に私の仕事のちいさな失敗を報告していたこと」(55歳男性/その他) 「会社の上司が招いた責任を土壇場で責任転換されてしまった事」(57歳男性/その他) 「仕事上のミスがあり、先輩が“自分の判断だから、多くは自分の責任だ”と語っていたものの、上司報告では私の責任になっていた。後輩のために頭を下げる良い先輩を演出。大いなる裏切り」(67歳男性/その他)など 人間関係には特に気をつけなければいけない職場。自分より上の立場の人にはなかなか逆らえないし、意外といろんな人が裏でつながっていたりするので注意が必要です。人の見極めは慎重に。そしてなるべく敵を作らず、中立の立場で、問題を起こすことなく仕事に専念したいものですね。