アジア最終予選10月シリーズ日本代表招集メンバーの現在地と森保監督の狙い
関根大輝(柏レイソル)※初招集
高井幸大(川崎フロンターレ)の負傷により追加招集で呼ばれたのは、こちらもパリ五輪で不動の右SBとして確かな存在感を放った関根だった。2023年にパリ五輪世代となるU-22日本代表に初招集されると、そこから一気に評価が上昇。今年の4月に行われたAFC U-23アジアカップでスタメンの座を得ると、パリ五輪では主力の一人として3試合にフル出場を果たした。 その後、柏に戻ってから負傷もあって出られない時期もあったが、Jリーグでも確かな存在感を発揮。パリ五輪で敗れたスペイン戦を経て、「一つひとつのパス練習やトラップパスというのは帰ってからもこだわるようにやってきた」ことがプレーの質を上げることに。初招集でも物怖じせず、いろいろなことを経験することでさらなる成長を期待したい。