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だいち4号 宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱電機が開発した先進レーダー衛星。雨天や夜間でも観測可能な合成開口レーダー(SAR)を使い、地震や火山活動に伴う地殻変動や災害の状況、森林や海洋の環境変化を捉える。 太陽電池パネルを広げた全長は約20メートル。重さは約3トンで、開発費は約320億円。一度に観測できる幅が先代のだいち2号の50キロから200キロに拡大され、災害の状況などを速やかに把握しやすくなるほか、静止軌道上の光データ中継衛星との連携により、取得データを素早く地上局に伝送できる。