各選挙区の顔ぶれを見ていきましょう。まずは鹿児島市の中心部や三島村・十島村を選挙区とする鹿児島１区の立候補予定者です。 　前職２人と新人１人が火花を散らします。 　再選を目指す、自民党・前職の宮路氏。比例九州から前回、１区に初挑戦し、選挙区で初勝利をつかみました。 　鹿児島市の中心部に事務所を構え、今月６日、事務所開きがありました。 　集まったのは、県議・市議や後援会関係者らおよそ１００人。宮路氏は多様性を重視する姿勢を強調し、「自民党に対する不信感があるからこそ、新しい政治の姿を示していきたい」などと意気込みを語りました。 　あす地元入りし、あいさつ回りを行う予定です。 　立憲民主党の前職、川内氏は当選７回のベテランです。 　前回の衆院議員選挙では選挙区で敗れましたが、繰り上げ当選で国政に返り咲きました。自民党の裏金問題を追及し、物価高対策などを主に訴えます。 　今回の衆院選は短期決戦ということもあり、選挙事務所は、解散当日の設置。選挙の準備は急ピッチで進められています。 ●中川路守・選対委員長 「裏金のことについて、確かに県民のみなさま方が怒りを持ってらっしゃるということはたくさん聞いてる。地道に、自らの政策を掲げて選挙戦に臨むということになると思います」 　川内氏は明日以降、関係者へのあいさつ回りを行う予定です。 　参政党・新人の昇氏はあす出馬会見を開きます。 　選挙事務所は１区・２区合同で天文館に構えますが、設営は明日以降です。 ●参政党鹿児島県支部連合会　大原葉鹿児島市議 「予算委員会での国会での議論もないままに解散ということですごく残念。短い期間で一生懸命準備しているところ」