粗品（左）とあの（Ｃ）日刊ゲンダイ

　お笑いコンビ「霜降り明星」の粗品（31）が、歌手でタレントのあのへの熱い思いを語ったことで話題となっている。25日深夜のニッポン放送「あののオールナイトニッポン0」にゲスト出演した粗品は、あののことを「過小評価されてるな」と切り出し、5月24日公開のアニメ映画「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」での声優ぶりや、アーティストとしてのあのをもっと専門家が評価すべきと物申した。 明石家さんま、西川のりお…吉本芸人が粗品“包囲網”展開 物議の“かみつき芸”はネタか本気か 　さらに自分の発言が、ネットニュースなどで話題になるという現状に触れ、その影響力を「この大きい声を、あのの魅力を伝えることに使いたい」「あんまりあのをなめるなよ、だませると思うなよ。全部分かっているぞこいつは」と熱弁を振るった。 　2人は互いに「親友」だと公言。あののユーチューブチャンネル「あのちゅーる」で、粗品があのの自宅を訪れた動画や、仲が良すぎる2人のやりとりが話題となり、度々交際説も浮上している。 　そのたびに交際を否定するという流れを重ねているのだが、「あののオールナイトニッポン0」出演時の粗品の“あのちゃん愛”炸裂ぶりに対し、あののファンからは《あののANNを楽しみにしてる私としては普段通りのラジオを聴きたかった。粗品が熱く語るほど、聴いてるほうは冷めるという》と冷ややかなリアクションが散見された。 　あのはバラエティータレントとしての活躍だけでなく、アーティストとしても「第74回NHK紅白歌合戦」に出場。昨年の「輝く！日本レコード大賞」（TBS系）では「ちゅ、多様性。」が特別賞を受賞した。 「マクドナルドなどの大手企業CMに起用されるなど、現状であのさんは十分に評価されています。そのあのさんのファンが聴いているであろうラジオで『なめるな』と述べた粗品さんに違和感を抱いた人もいました」（芸能ライター） 　粗品は、自身のユーチューブチャンネルで元雨上がり決死隊・宮迫博之（54）のことをしつこく批判したり、木村拓哉（51）に以前、挨拶を無視されたと述べている。行きすぎた粗品の口撃に、明石家さんま（69）や西川のりお（73）が苦言を呈した。そんな今の粗品があのと仲良しアピールすることは、あののタレント価値に影響を及ぼすと見る向きもある。 「“自分が良い”と思った人は世間に評価されるべきで、つまらないと思った人は一方的にこき下ろしてもいいという粗品さんの姿勢自体も批判を集めています」（前出の芸能ライター） 　25日には粗品の音楽ライブツアー、26日放送の「テレ東ミュージックフェス2024夏」、27日の「Fender Flagship Tokyo 1日店長就任式」の3日連続共演するなど、2人の共演の機会も増えている。 　“付き合ってはいない”と否定しながらも、カップル匂わせのようなイチャイチャぶりに《粗品とあのちゃん、完全に狙って前面にそれ出しててちょっとうざい》と辟易し始めている声もチラホラ。粗品の熱弁に感動し、号泣していたあのだが、粗品との仲良しアピールもほどほどにしておいた方がいいかもしれない。