『ボートレース浜名湖』はご当地グルメ天国。リーナブル&激ウマな「勝負メシ」を食べ歩く #食楽web #ボートレース
続いて南スタンド2階のレストラン『フラワー』。ここは「刺身定食」や「煮サバ定食」など定食が多く、他にもうどん、そば、カレーや丼ものを揃えます。ここでも鰻丼を発見、料金は同じく1100円です。『フラワー』の鰻はふんわりやわらかでとっても美味。この価格でこの旨さはアリ!
ご当地グルメも充実! 場内一番人気の屋台
ご当地グルメはまだまだあります。飲食店でもっとも賑わっているのは、水面近くのエリアにある売店『Mahalo』の屋台です。ここには浜松餃子や富士宮やきそば、静岡ビールなどご当地グルメがずらり。気軽に食べ歩きできるメニューが豊富で人気のお店です。
中央スタンド1階の売店『Mahalo』は、静岡県袋井市にある『(株)石川製麺』が展開するお店。こちらの「浜松餃子」も石川製麺のオリジナル。薄い皮はモチモチした食感で、野菜もたっぷりと入った本格的な味わいです。
看板メニューのひとつの「富士宮やきそば」。こちらも石川製麺のオリジナルの麺を使用、もっちりとした強めでコシのある麺にソースがよく絡んで美味。イワシの魚粉も香り、食べ応え十分です。
いちばん人気は「モチモチポテト」。開催日には200個売れる人気メニューで、この日も行列ができていました。20cm以上ある長いポテトは、180度の油で揚げあがりまで1分と短く、いつでも揚げたてを食べられます。味は、塩、明太マヨ、Wチーズの3種類から選べます。
第二の人生を始めた元レーサーが営む『CAFE BOAT』
続いて紹介するのは、元レーサーの新藤哲三さんが経営する『CAFE BOAT』です。新藤さんは18歳でデビュー、26年間ボートレーサーとして活動し、通算成績903勝、優勝は5回で、2018年に惜しまれながらも引退しました。レーサーから一転、飲食業を始めた理由とは? お話を伺いました。
カフェを始めた理由について聞いてみると「カフェってかっこいいじゃないですか」と笑顔で答える新藤さん。「選手の時も引退したら漠然とカフェをやりたいと、ずっと考えていました」。選手時代は常に減量に苦しみ、365日で200食しか食べなかったと言います。減量などから来る体調不良が理由で、44歳で引退、かねてからの憧れだったカフェ(『Cafe soco』)を浜松市内にオープンしました。2店舗目となる『CAFE BOAT』は、静岡支部だったこともあり、ボートレース浜名湖に開きました。 元選手の店というのは、ボートレース場では初めての試みで注目を集めています。新藤さんのお店はキーマカレーやナポリタン、ポテトなどの軽食とスイーツを扱う売店、そして水面近くの広場にキッチンカーと、ふたつの店を開いています。開催日には店頭に立つこともある新藤さん、運が良ければ会えるかも。『ボートレース浜名湖』へ行ったなら、ぜひチェックしておきたいお店です。